(6) APS-C4000万画素機(FUJIFILM X-H2)

粒状感で購入

 これから開始するテーマで、フィルムカメラではどうしても限界があり、そろそろちゃんとしたデジタル一眼を購入しようと思い始めていました。その場合、できるだけフィルムライクな粒状感が再現できるものがいいとも思っていました。
 そうする内に、フジヤカメラのサイトでフォトジャーナリストの赤城耕一さんが富士フィルムの開発陣にインタビューするという記事を見つけました。この記事によると、モノクロ・フィルムシミュレーション「ACROS」は、CMOSセンサーで発生する電気的なノイズをアナログ的な粒状に変換できないかという着眼点から始まっていて、「X-H2」や「X-T5」のような高画素機だとISO800あたりからフィルムライクな粒状感が得られる・・・とのことでした。

 これには感激しましたですね。組織的にフィルムライクな粒状感再現に努力されている・・・フィルムカメラマンとしては、これはもう購入するしかないではないか、と思いまして、昨年の11月に購入しました。

 フルサイズではなく、APS-Cフォーマットで少し小さいですが、4000万画素ということで十分な解像感が期待できます。

使えるレンズ

 このカメラ、富士フィルムのX-マウントレンズ以外にも多くのレンズを使うことができます。マウントアダプターによってそれが可能となります。

 私の場合、レイクオールのマウントアダプターでニコンFマウントレンズを使用しています。以下に、Carl Zeiss Makro-Planar 50mm F2 ZFをマウントした写真を掲載します。こんな状態で使用しています。

2024年8月 記