遠野にて撮影した写真を額装して販売しています。
●全シーン、フィルムカメラによる撮影です。当館運営者の加藤が撮影しました。フィルム写真の粒状感をお楽しみください。
●高品質の絵屋額にオリジナルプリント(Canon PRO-G1と光沢プラチナグレード用紙)をマウントしました。 絵屋額について
●同一シーンで5点の限定販売です。
Product 12
Product Title:伝説の山河:遠野
写真No. 12-1(2005年4月30日撮影)
タイトル:猿ヶ石川の鼓動
仙台を拠点として遠野の撮影をしていた頃の作品です。この頃はリバーサルフィルムによるカラー写真が中心でした。
早朝(4:10頃)の撮影です。長時間露光(1分間)により川の流れを平滑化しました。遠景左側の三角形の山は薬師岳で、早池峰山はこの後ろにありここからは見えません。民話のふるさと遠野の源流です。
写真No. 12-2(2005年4月29日撮影)
タイトル:里山の夕暮れ
遠野市土淵町山口での撮影です。青空と夕日に染まる木々の色のコントラストが目に鮮やかでした。
写真No. 12-3(2005年6月26日撮影)
タイトル:苗田の初夏
田植えの終わったこの時期、役目を終えた苗田を散見します。遠野市土淵町柏崎での撮影です。
写真No. 12-4(2005年7月18日撮影)
タイトル:山陰(やまかげ)の水田
田植えの終わった苗の緑と山陰の藍色の対比が印象的でした。遠野市土淵町山口での撮影です。
写真No. 12-5(2004年8月22日撮影)
タイトル:行く雲
遠野市松崎町白岩での撮影です。この迫力ある雲、偶然撮れました。役目を終えた苗田越しに何となく遠野市街地方向を撮影しておいたのですが、現像が上がってライトボックス上でフィルムを確認したときはじめて迫力ある雲に驚きました。
この雲、遠野物語に登場する人々の情念を見た思いです。
写真No. 12-6(2006年9月23日撮影)
タイトル:川底の見える清流
遠野市綾織町新里にある愛宕橋での撮影です。川はもちろん猿ヶ石川です。タイトル通り川底の見える清流です。いつまでもこの清流であってほしいですね。
写真No. 12-7(2006年10月1日撮影)
タイトル:色彩の記憶
遠野市土淵町栃内での撮影です。この日の撮影を終了する頃、色づいた稲穂と暗雲、それらに挟まれた青空がちょうどよい具合に見えることに気が付きました。すぐに数枚撮影しました。意図して撮れる風景ではないですね。
写真No. 12-8(2005年10月16日撮影)
タイトル:残照
この日の撮影を終える頃、きれいな夕日に巡り合いました。これはカメラを手に持って撮影したもの。この後三脚を使っていろいろ撮りましたが、最初に撮ったものがベストでした。先人の「とりあえず撮っとけ」が身に沁みました。遠野市附馬牛町東禅寺での撮影です。
写真No. 12-9(2004年11月13日撮影)
タイトル:道
遠野市松崎町駒木での撮影です。この道、今では舗装されているかもしれません。普通の農道ですが、この場所からの眺めが好きで、季節を変えて何回も撮りました。
写真No. 12-10(2006年1月7日撮影)
タイトル:夢の中の太陽
遠野市綾織町にある猿ヶ石川の堤防上からの撮影です。
遠野の冬は寒いのですが、思ったほど雪が多くはありません。しかしこの年、年明け早々にまとまった降雪があり、新雪風景を撮るために早朝仙台を出発しました。めいっぱい急いで撮影地点ではお昼近くの11時30分頃。早朝の風景ではありませんが、なんとか撮れました。
現像が上がって、この一枚、厳しい遠野の冬のイメージではなく、夢の中の風景のようで、太陽が「そんなに急ぎなさるな」と言っているような気がしました。